太平鋼材工業株式会社.

PROCESS製造工程

各工程は生産管理システムで運用されており、作業者が実績データを入力することで、
タイムリーで正確な工程管理を行っています。

次工程はお客様

工程ごとに厳密な検査基準を設け、徹底した品質管理を行っています。
「次工程はお客様」の思想で、高品質をバトンタッチして最高品質の製品を造りこみます。

PROCESS 01素材入荷

素材入荷

熱間圧延鋼材を素材として用います

素材の入荷・検品を行います。
必要に応じて焼入れ・焼戻し、焼ならし、焼きなまし等の熱処理を行います。

素材入荷

PROCESS 02口付

引抜を行うための掴み代をつくる

ロールで押し潰して素材の先端を細く加工します。

口付け

PROCESS 03ディスケーリング

スケール(酸化被膜)を除去する

入荷した素材の表面にはスケール(酸化被膜)が付着しています。光沢のある綺麗なみがき棒鋼に加工するために、当社ではより細かいスチールボールを投射し、スケールを除去しています。また、スケール除去と同時に素材の表面疵の検査を行っています。

ショットブラスト

PROCESS 04引抜

鋼材の成形を行う

口付工程で細く加工した部分を超硬合金のダイス(金型)に通し、口付部を掴んで引き抜くことで所定の形状・寸法に成形します。このダイスには高品質なみがき棒鋼を造りこむためのノウハウが詰め込まれています。

PICK UP!(リフティングマグネット)

みがき棒鋼の表面は滑らかなため、リフティングマグネットを使用し、疵防止に努めています。

リフティングマグネット

PROCESS 05矯正・検査

製品をまっすぐに矯正する

引抜後の製品をまっすぐにするため、矯正機に製品を通して真直なみがき棒鋼に仕上げます。その後、真直度・寸法精度及び表面の最終検査を行います。

矯正・検査

PROCESS 06出荷

現品照合を行い出荷する

お客様のご注文に対して、QRコードを用いた現品照合を行い、製品の取り違えを防止しています。また、このQRコードと連動したラベル発行システムにより、すべての製品に荷札を取り付け、1点ずつ識別管理をして納品します。

PICK UP!(立体自動倉庫)

小口出荷に対応するため、最大680アイテムを収納できる自動倉庫を備えています。受注システムとデータ通信を行い、製品を正確かつスピーディーに出庫します。

出荷